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2003年10月14日の記事は以下のとおりです。

獣医さん

  • 2003/10/14 01:57

今日レッスンに行ったお宅は獣医さんの言葉に悩んでいらっしゃいます。
今の獣医さんはアバウトで・・・という印象のお話だったのでよく聞いてみました。

ビーグルの女の子がいるのですが、評判がよくて通っていた病院がありました。
フケの様な物が出た時「皮膚病だから、薬と処方食で治療しましょう」と言われたそうです。その病院で配合しているシャンプー(???)も進められていたとか・・・。
病院の機械で血液検査をしたら「肝臓病だから」とやはり薬と処方食を出されたそうです。しかも一生処方食を食べ続けなさいと。
他のビーグルの飼い主さんも皮膚病と言われたり、良くない評判も聞くようになったそうです。
処方食も高く、疑問に思った飼い主さんは、別の病院にいきました。

すると次の獣医さんは「これくらいは皮膚病とは言わないよ、人間ににきびが出来る様に、犬も出来るから化膿してないなら大丈夫」「血液検査は古い機械を使っている様ですね。(そこでは大きな病院に検査に出しているので最新式)これぐらいの数値なら肝臓病とは言わないよ」と言われたそうです。あまり神経質になってはいけないとおっしゃったそう。
さあ、飼い主さんは迷いました。いったいどっちが正しいの?

ここで飼い主さんがしなければいけない事は、まずしっかり獣医さんに説明を求める事です。
例えば、血液検査の数値はどこまでが正常値で、どこからが異常値なのか?
異常がある場合、何が原因で、直る病気なのか?一生付き合って行かなければならないのか?
ひどくなった場合、他の症状が出てくるのか?
正常値内だとしても、食生活で気をつける事はあるのか?
薬の作用などについても理解しておかなければならないし、定期的な検診も必要でしょう。
また、大きな病院で専門の先生に見てもらう必要もあるかもしれません。
そういった悩みや疑問をしっかり獣医さんとお話することです。
そして、獣医さんのお話を、理解する努力をしましょう。分からない用語はメモを取る等して、詳しく聞き直すとか、後で調べる事も必要でしょう。

○説明を受け納得したうえで治療を受ける『インフォ−ムドコンセント』
○診断に疑問を感じたなら複数の医者の意見を聞き総合的に判断する『セカンドオピニオン』
○飼い主が理解する努力をする
この3点はとても大切です。
その上で信頼できる獣医さんにお願いし、納得した治療を受ける、そこでやっと治療に専念できる様になるのだと思います。

獣医さんにまかせっきりにせず、どうぞ飼い主さんも勉強してみてください。
今は、本やネットで色んな情報が手に入ります。
あなたの愛犬を守り、最終的な判断をするのは、飼い主さんなのですから。

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