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2004年03月の記事は以下のとおりです。

アレもダメ!コレもダメ!

  • 2004/03/29 02:08

しつけ相談に行ってきました。
その子は飼い主にかみ付くので、今は外で飼われています。
他の訓練士さんに習っていたそうですが、やり方が・・・と言う事でした。
ほうきに吠えると言う事で、ほうきを見せて吠えたらほうきで叩くとか・・・。
『逆効果では?』と思ったそうですが、訓練士さんの言う事は聞くそうです。
リードを引くよう言われたけれど、訓練士の様にはできないと・・・。
お金もかかるしって・・・。

なので、陽性で叱らず慣らす方法をアドバイスしてみました。
すると、「気の長い話だわ!」ですって。

飼い主さんのしつけ方は間違いだらけ。本来そんなに悪い子ではないと感じられる子でした。
近所の人のほうが、慣れてるってお話も伺いました。その方には食べ物を取られても何も言わないんですって。。。
外に出して咬み付きは良くなったそうです。(触らなければ咬まれる事もないでしょう・・・)
咬まれたくない。直したい。でもそんなに構っている暇もない。
一体どーしたいのでしょう???

咬む事を無くしたかったら、飼い主さんとの関係をきちんと築いていかなければなりません。
そもそも、対応が間違っているから、咬む子になっちゃったんです。
触らなければ咬まれないけど、何のために犬を飼ったのかな?
ストレスを感じて『しっぽを追いかけ、吠えながらクルクル回る』行動を起こしてる子に
「こんなにしてあげてるのに!」っておしゃってました。
散歩の時間やごはんだけではないんですよ。
心のケアもちゃんとしてあげないと・・・。

色々お話はしたけれど、きっと何も変わらないでしょう。
「アレもダメ!コレもダメ!」
って、飼い主さんが何もやらなければ、犬は学ぶ事はできません。

明らかにストレスかかってるのに、可哀想な子。
こんな子が沢山いるんだろーな。

出来のいい人

  • 2004/03/20 02:08

前に『出来のいい犬』でもお話した、はなちゃん一家ですが、今回は意外な『出来のいい人』が現れました。
今まではしつけ担当のパパが主にレッスンを受けてくださいました。
最近はなちゃんのお母さまに対する態度が良くないという事で、お母さまも参加することに。
「孫のように可愛がってます」とのパパの言葉に、今までの経験で『改善は難しいかなー』と、実は思っていました。
ところが、いざお母さまがリードを持ってみると、何とまーメリハリのある動き!毅然とした態度!!そして飲み込みの早い事!!!
いやはやビックリしました。すばらしい。
お母さまの『私について来なさい!』と感じる毅然とした態度は、子育ての為せる技だと思っています。
子育てと犬育ては非常に似ている所があって、お子さんを立派に育てた方は、レッスンでの飲み込みが非常に早い事が多いです。ただ孫のように接してしまったり、犬に対する知識が足りないと、しつけに失敗してしまうのですが・・・。

パパにとっては、見本になるのか、ライバルになるのかわかりませんが、良い刺激になったのではないかと思います。
優しすぎるパパ、もっと偉そうにしていいんです。

パピーパーティー

  • 2004/03/14 02:07

今回は、お休みのペアがいて、4組の方が参加してくださいました。

柴犬の力君。
今日は何だか興奮ぎみで落ち着きがありませんでした。
ドッグランで他の団体さんもいて、騒がしかったからでしょうか?
前は、他の子とどう接していいか分からず、吠えてばかりでしたが、小さい子とは少しずつ御挨拶が出来る様になってきました。

コーギーのはなちゃん。
最初のパピーパーティーでは他のコが全くダメで、イスの下に潜ったまま、近付かれると『ギャウギャウ』吠えていました。涎がだらだら流れ、かなりの緊張状態で、はなちゃんのお父さんはビックリしていましたが、何度か参加するうちに、自分から少しづつ匂いを嗅ぎにいける様になりました。

今回初参加、ボーダーのベル君。
犬も人もダメなようで、飼い主さんの元から離れられずにいました。
おとなしい子ならこわごわ近付く事が出来ましたが、人に対してはかなり拒否反応が出ていたので、焦らず慣らして欲しいと思います。

こちらも初参加のワイヤーダックスのフィーユちゃん。
この子は身体が弱く、小さい時の獣医さんでの治療(注射など)で人の手を怖がるようになったそうです。
お母さんはこの子が6匹目というベテランさんですが「うちで一番聞かないの」とおしゃってました。
いつもと状況が違った為、最初はビクビクしていましたが、慣れて来ると積極的に他の子に近付いていきます。さすが多頭で飼われていると違いますね。参加してくれた中で一番小さい子でしたが、一番物怖じせず動いてました。
そして、何よりすごいのは、この子が放つオーラとでもいいましょうか、この子の周りはとっても穏やかな雰囲気をかもし出していました。ピリピリぎみの他の3頭がこの子に近付くときは、何とも穏やかで、安心して見ていられたのです。これは、持って産まれたものですね。適度な距離感で相手を脅かす事なく、ふんわりと近付き御挨拶。そしてまた他の子の所で御挨拶。警戒心も、好奇心も絶妙なバランスで持ち合わせています。
「この子すごいよ!」と連発していましたが、お母さんは「何が???」と良く分かっていなかった御様子。
わんちゃんが苦手な子や初めて他の子に会う時は、こんな穏やかな子と会わせてあげたいな、と思いました。

皆さん、焦らずじっくりと慣らしていって下さいね。育つ過程を見守る事も大切です。

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