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2004年04月の記事は以下のとおりです。

叱らないしつけ

  • 2004/04/26 02:11

昨日、今日としつけ相談に行って、飼い主さんが悩んでらっしゃった事。それは、『叱ること』です。
飼い主さんは、最近言われている『叱らないしつけ』を心がけていました。その愛犬は?っというと、何でも許される、自由気侭な子になっていました。

日本では『叱る』=『体罰(叩いて叱る)』のイメージがある様です。そこで『体罰を使わないしつけ』として『叱らないしつけ』といわれているのだと思います。
また、『叱るよりほめる』という意味で『叱らないしつけ』なのでしょう。

『叱らないしつけ=自由にさせる事』ではありません。
共に生活していく家族として、やって『いい事』『悪い事』はきちんと教えてあげなければならないのです。

「『ダメ!』って言葉は犬のストレスになるって聞いたので、『違うよ』っていってるんですけど・・・」
という飼い主さんがいました。
確かに飼い主さんにとっては、気分的に違うかもしれません。(飼い主さんが冷静でいられるという利点はあります)では犬にとってはどうでしょうか?
私は、『座れ』と『おすわり』の違いでしか無いと思います。
『ダメ』でも『NO』でも『違う』でも『あー!!!』でもきちんとしたタイミングと適切な使い方が出来ていれば、問題はないのです。
問題なのは、言葉ではなく、使い方と叱った後のフォローの仕方でしょう。
そして、良い事をした時にきちんと『ほめる』と言う事が出来ていなければ、どんなに上手な叱り方が出来ていても、しつけはうまくいかないと思います。

『叱らないしつけ』と聞いて『叱ってはいけない!』と悪い事をしていても何も出来なくなってしまう方がいます。一言で言ってしまうには、危険な言葉かもしれません。

ショップの説明

  • 2004/04/25 02:10

今日カウンセリングに伺ったのは、ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアのロミオ君のお宅です。
3ケ月の男の子ですが、さすがテリア、飼い主さんの手をカプカプ咬んで、唸って、強気です。

お話を伺うと、最近出来たばかりのペットショップで購入したそうです。
「ペットショップでこの犬種について説明がありましたか?」とお尋ねすると、
「あまり吠えない犬種だと言われたんですが、後で調べてみたら良く吠えるんですよね」とお母さん。
正しい説明はなかったようです。^^;
「『かわいいでしょ!抱いてみませんか?』ってお客さんに抱かせて、『飼い易い犬種ですよ。ほら、連れて帰って〜って言ってますよ!』なんて売り方をする人もいますからね」と言うと、買いにいったお母さんとお姉ちゃん、顔を見合わせ「その通りでした・・・」。。。

ビンゴ!です。典型的な売り方ですね。今もいるんですね、この方法で売っている人が・・・。
詳しくお話を伺うと、ショップでの説明は『???』ばかりでした。
唯一良かったのは、兄弟で売られていた子で少ないながらも選択肢があったこと。

皆さん、正しい知識を持って、ペットショップに行きましょう。
良いショップと良い店員さんから買わないと、後で苦労する事になりますよ。
こちらの御家族は子犬育てに一生懸命なのできっと大丈夫。
きちんと教えてあげれば、ロミオ君も良い子になります。

楽しいパピーパーティー

  • 2004/04/25 02:10

今回は大型犬から小型犬まで色んな犬種の子犬と飼い主さんが参加してくださいました。
ドッグランにお願いし時間を早くする事で、落ち着いて行う事ができました。
人懐っこい子やビビリな子などいろいろでしたが、最後には皆で遊べましたね。
いつもの様に、問題の芽が見えている子にはその忠告と飼い主さんのお悩みにお答えしました。

バーニーの武蔵君は4ケ月といっても力持ち。
皆で『ごろ〜ん』っておなか出しても「イヤイヤ」されちゃうと押えが効きません。
性格は元気で、明るくて、穏やかで、とっても良い子なんですが、今のうちに最低限のしつけをしておかないとデッカイので後で困る事になりそうです。お母さんも穏やかな方なので、上手にしつけてこのまま大きくなってくれたらなーと思いました。

チワワのジャム君とウエスティーのロミオ君はおなかごろ〜んで抵抗が・・・。飼い主さんの手をカプカプしてました。3、4ケ月にしてかなり強きな態度です。う〜〜〜ん、勘違いしてますね。大型犬より小型犬の方が甘やかしてしまうので、犬は勘違いしがちです。しかもどちらも自己主張する犬種。「このまま行くと大変になりますよー」とお話し、自覚のあったロミオ君の飼い主さんはレッスンされる事に。ジャム君のお家は大丈夫かな?小さいうちの方が、飼い主さんもわんちゃんも負担が少ないんですけどね。

ボーダーコリーのベル君は二回目の参加ですが、前回に比べたらずっと積極的に人や犬に近付いていました。
どんなにビビりちゃんでもこの時期なら経験を積む事でどんな事にも慣れていきます。『無理をしない』で積極的に機会を作ってあげてくださいね。
ベル君はボーダーらしい困った行動の芽が出始めているようです。早めに対処しておかないと大きくなってから慌てても苦労しますよ。ちょっと心配。

E.コッカーのめるもちゃんは「すごいビビり」って聞いていましたが、他の人にだっこされてもおとなしいし(固まっていたかな)他の子にも過剰反応せず、思ったより落ち着いていました。飼い主さんは犬関係の仕事をされているのですが、さすがお母さんとの関係はバッチリ。めるもちゃんも「お母さんいるなら大丈夫かな?」とお母さんの側なら安心です。めるもちゃんはペットショップに長くいた為、社会科期は過ぎていますが、お母さんと一緒なら、どんな事でもがんばれそうです。
『飼い主さんとの関係が出来ていれば、何だってできちゃうのよねー』と改めて感じさせられました。
見ていてうれしくなるペアでした。

ワイヤーダックスのフィーユちゃんは前回よりパワーアップ!という感じでわんちゃんには積極的。小さい頃に病院通いをしていたため、人の手を怖がりますが、前よりもずっと良くなっていました。今回はやんちゃぶりが見られ、好奇心旺盛なのがよくわかりました。お母さんの『きかないんです〜』って意味がわかりましたよ。本性表したなって感じですね。ダックスの気の強さも垣間見れたのでこれからが、がんばり所。フィーユちゃんは6頭目というベテランお母さんですが、6頭皆を管理しようと思うと、一頭ずつのしつけがしっかり出来ていないとね。

次回は違う内容にしたいと思いますので皆さん是非参加してくださいね。

ちょっと見ないうちに・・・

  • 2004/04/12 02:09

家庭の事情で、レッスン期間が開いてしまった生徒さんがいました。(二組程)
久々に会ってみると・・・!!!???
後退してるぞ!!!
なぜだ!!!
なぜなんだーーー!!!

理由 その1 
しばらく監視役が来ないのでレッスンに向けての意欲が低下し、日々のトレーニングがなあなあになった
その2 
家庭のゴタゴタで気持ちが落ち着かず犬がそこに付け込んだ
その3
寂しさや辛さがあって犬を甘やかした

どちらにしてもよろしくない状態です。
なので、ガッツリ叱る方法で課題をだしました。。。
飼い主さん嫌そーでした。。。(^^;)

嫌ですよねー。私だって嫌ですもん。でも勘違いしてしまってる子には、時としてやらなければならないのです。『飴と鞭』です。
暫くは犬の方も抵抗がするので、大変ですよー。
そ−ならない様にしっかり関係が出来るまで(順位確定するまで)甘やかしは厳禁なのです。
犬にとっても負担が増えます。
皆さん、課題はちゃんとこなしてね。

レッスン終了生も心配です。
みんなちゃんと続けてる〜〜〜〜???
戻ったりしてないかしら???
せっかくお金かけて勉強したんだから、良い関係でいられるように努力してくださいね。
フォローレッスンにも伺いますよ!!!
困った時は呼んでください。

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