フィナ＆シュアラ

今日はダックスのルナちゃん、付いて歩く練習です。
今迄は行きたいようにガンガン引っ張り、飼い主さんがぜーぜー言いながら走って付いて行ってた様です。
なので最初は少し抵抗したものの、どうすれば良いか理解出来たらすぐ引っ張らなくなりました。

が、しかし・・・お散歩中のわんちゃん見つけて勢い良く向かっていったとたん、『プチン！』首輪が外れた・・・。
ビックリです〜。
この首輪、ウエストポーチのバックルの様に『カチン』はめるタイプでちょっとしたショックで簡単に外れるんです。この後もはずれまくりその度に取り押さえです。
早々に外でのレッスン終了。脱走癖のある子じゃなくてよかった。

飼い主さんは「安いのはダメねー」といっていましたが、私から言わせリゃ「メーカーさん適当な商品作ってンじゃないよ！」という感じです。だって有名メーカーの商品なのよ。コスト下げて危険な物作ってちゃダメでしょ。安かろう悪かろうじゃん・・・（−−；


みなさん、首輪とリードはわんちゃんの命綱です。丈夫な物を選んであげて下さいね。首輪が抜けて迷子になる子も多くいます。緩すぎない様しっかり確認して下さい。鑑札と迷子ふだも忘れずに！

北海道に来てはじめてレッスンしたビーグルのポッキー君、そろそろ終了です。
叱ってもきかず、噛まれる事を恐れていた飼い主さん。
対応もすっかり変わり、ダメな事はダメ！としっかり叱れるようになりました。
褒められる事が増え、ポッキー君の顔も穏やかに。
お家の中では、問題無しとのこと。
後は外の世界に慣れ、知らない犬や人にも落ち着いていられる様に練習です。
来週はドッグランへ。大丈夫そうならあとは飼い主さんの継続でレベルアップ出来るでしょう。

パピー講習を行いました。
初めての開催でしたが、４ヵ月のパピー３頭が集まってくれました。
子犬を上手にあつかっている人、構い過ぎてる人、引っ張られている人と、人も犬も三者三様。
みんな”かわいいパピー”のはずなのに大型犬と小型犬ではあつかい方が違う気がする！。大きいって損ねー。デッカくってもまだまだ子ども、いっぱい愛してかわいがってあげてね！いっぱい愛された子は、”飼い主さん大好き”な子になります。

「犬を飼ったらしつけなきゃ」って子犬に無理強いしちゃう人がいるけど、小さい頃に必要なのは『人間大好き（特に飼い主さん）わんも大好き』
になってもらう事。信頼関係を築く為のしつけが重要です。座れやふせはそれからで大丈夫。
あせらず、力まず、まずは良い関係を築きましょう。

今日は３ヵ月のボーダーコリー（女の子）のしつけ相談に行って来ました。
どうやらトイレでお悩みの様子。１度きちんと覚えたのに、ケージの場所を動かしてから出来なくなっちゃったみたいです。まだ覚え立ての頃は、トイレ同様ケイジの移動も少しづつにしてあげないとね。
いろいろお話をしてみると、お勉強されていて、ワクチン前でもだっこしてお散歩に行き、いろんな人に触ってもらっている様です。うれション（これも悩みの１つ）しながら大歓迎してくれました。多少甘がみするものの人間大好きのとってもかわいい子です。愛情をたっぷりもらってる証拠でしょう。このまま大きくなってくれるといいな。
ちょっと心配なのは、犬への命令があいまいな事。頭が良いだけに、きっちり対応してあげないと大変になるかも。犬種の大変さと共に「しっかりしつけして下さいね。」と言って来たけど、わかってくれたかな？
素敵なレディになる様、上手に育てて下さいね。

今日はまた「動物のお医者さん」ネタ。
最後の注意書きが増えてました。『登場するハスキーは７ヶ月の幼犬で実際とは違います』というような内容でした。視聴者からクレームが入ったのでしょうね。来週また増えているのではとちょっと楽しみだったりします。
チョビさん5.6ヶ月と見ていたのですが、女の子にしても7ヶ月であの体はちと小さいなー。それとも俳優さん達が大きくて小さく見えているのかな？撮影が終わる頃さらに大きくなってるだろーな。
チョビさんドッタバッタとやんちゃそうね。パワーあるし。役者さんの振り回され具合が笑えます。

今日、コミックで大好きだった「動物のお医者さん」を観ました。
ちょびかわいいのー（おやじか？）。結構忠実に再現されていて、ファンを裏切らない作りだったんじゃないでしょうか。

この番組が放送されると聞いて多くの方が懸念した事「またハスキーブームが起こるのでは・・・」と。
最後に出ていた『ハスキーは飼いにくい犬種です』テレビの前の皆さんにちゃんと伝わってるのかな？
一時期起きたハスキーブーム。素人には扱いきれず、バカだ、アホだと罵られ沢山の罪無きハスキーが保健所送りになった。
これは問題になり報道され、皆の知る所となったが、改善される気配なし。今保健所に多いのは、ダックスだとか。５年後にはチワワがいるでしょう。
流行犬種の乱繁殖による遺伝子疾患、先天性疾患も問題になっている。日本人の流行意識何とかならないものか！

皆さん、犬種の特徴、病気を理解した上で飼いきれる犬を選んでくださいね。生き物なんだから。

今日は、子犬向けの講習会。わんちゃんが亡くなって次の子を、という方もいらして下さいました。
よくよくお話を伺ったところ、愛犬を亡くした傷がまだ癒えて無い様子。「犬の事を知らないで飼ったから」なんておしゃってましたが、一生懸命勉強して天寿を全うするまで、しっかり愛情をかけ介護された様子が伺えました。だからこそ愛犬の死を受け入れるのにまだ時間が足りない様です。
いまペットロスと言う言葉が認知されてきました。可愛がってきた愛犬が亡くなることは、人間の家族を失うのと同じです。すぐに『思い出』になんては出来なくて当然です。あーしてあげれば良かった、こーしてたら違っていたかも、という想いはどんなにしっかり世話をしても起きるものです。無理に忘れようとすれば、よけいに辛くなります。
「たかが犬の事で」と言う方がいます。元気づけようとして「早く次の子を飼ったら？」「いつまでも悲しんでちゃだめよ」という方がいます。でもこれらの言葉は心を傷つけてしまいます。
人間の家族が亡くなった場合、皆さん気を使ってお話すると思うのです。傷を癒すには時間がかかるということも御存じでしょう。でもペットとなると、悲しんでいる事を理解出来なくなってしまう、ペットの事ぐらいで悲しんでいる自分はおかしいのでは？と思ってしまう方々がいます。なぜでしょう？

抱えきれない悲しみは、泣く事、人に話を聞いてもらい共感してもらう事で軽くなり、思い出話しをする事で、死んでしまったという現実を受け止められる様になると思うのです。
写真の整理をするのはいいと聞きました。子犬の頃を思い出し、亡くなるまでの愛犬の犬生と、共に歩んだ人生を振り返ってみてはどうでしょう。笑顔がこぼれる写真がたくさん出て来ると思います。お互い楽しく、幸せな人生だったと感じる事ができるでしょう。
後は時間が手伝ってくれます。若くして亡くしてしまった子ほど時間がかかることでしょう。

愛犬を亡くして悲しむ、それはとてもあたりまえの事です。
忘れようとするのではなく、良い思い出になるようじっくり向き合う事が必要なのだと思います。